根無し草のように東西南北。島と名のつくところに出かけた放浪記


by gonsima

声を合わせて手をあげて、天にむかって踊りあかすクイチャー

第5回 クイチャーフェスティバル2006  2006/11/6

「ニノヨイサッサ」の掛け声とともに土を蹴って飛びあがるクイチャー。
今年も多くの人が宮古島市平良のカママ嶺公園多目的広場に集まった。

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『アララガマ精神』の象徴、クイチャーは宮古人の精神的支え。





勢いよく掛け声とともに土を蹴って飛びあがるクイチャーは、
宮古諸島にしかない独特な踊り。

各集落ごとに踊り方に厳粛な取り決めがあるが、一番重要なのは踊り手の気持ちが一つになる事。クイチャーは主に雨乞いの祈祷として踊られていた。中心に神に仕える巫女をおき円陣を組んで踊る。巫女は踊り手の気持ちを受けて、桶の水を青空に向けてふりまき、雨が降るのを祈っていたそうである。なのでクイチャーが踊られる日は快晴なのである。もちろん、今年もピーカン日和で、昼は夏のよう。陽射しが痛い!
雨乞いの意味もあるクイチャーだが、クイとは声、チャーは人?という意味をもつという。となると加藤チャーさん(笑)は加藤人となるなああ。(宮古では)
おっと路線ズレました。このクイチャー。豊年祈願や労働の喜び、そして何かいいことがあった時にも踊る。
いや、宮古人は音楽さえあれば♪踊り出してる。陽気でシャイな人ばかりである。

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有名な漲水クイチャーは100年前に人頭税が廃止された時の喜びの舞だとか。


地域によって男女が掛け合うもの、男性だけのもの、女性だけのものとあり、昔は各集落で行われていたが、廃れてきそうになったこの行事を宮古島が後世に残そうとして、フェスティバル形式におこした。
伝統・創作クイチャーの各部門に合わせて過去最高の27団体約千四百人が出演。各地域で受け継がれてきたクイチャーを踊り。
会場を埋め尽くした約5000人の観衆。
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いったい島のどこに隠れていたのか、これだけに島人(歓呼客も含む)パワー炸裂。
伝統文化一色の空間がからっと晴れた空と大地に踊り明かした。
 祭りの帰り道、踊っていたおばー達が「しっかり踊らん」と話していた。(いや、たぶんそう。宮古方言で話していたので、雰囲気でそう聞こえた)
フェスティバルは年々、盛大になるにちがいない。来年が楽しみである。



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【伝統クイチャーの部】▽池間島クイチャー保存会(代表者・小禄有子)▽佐良浜ミャークヅツクイチャー(代表者・川満昭吉)▽漲水クイチャー保存会(代表者・下地キミ、平良ヨシ)▽友利郷土芸能保存会(代表者・友利元誠)▽下地クイチャー保存会(代表者・砂川昌一)▽西原クイチャー保存会(代表者・長田昭彦)▽うるかクイチャー愛好会(代表者・砂川佳一)▽宮国民俗芸能保存会(代表者・砂川長一)▽多良間村文化協会(代表者・本村恵真)▽荷川取クイチャー保存会(代表者・与那覇秀夫)▽新城クイチャー保存会(代表者・佐平幸雄)
 【創作クイチャーの部】▽太陽っ子隊(代表者・徳嶺安子)▽パーントゥこども会(代表者・下地奈穂美)▽チーム☆オゴエ!(代表者・玉元武司)▽みつばアンジェラス(代表者・大野幹夫、當間弘子)▽上野小6年SHINOBI~忍~(代表者・砂川成人)▽北小学校ダンス部SOUL BEANS(代表者・尾崎真司)▽チーム郷家ちゃんぷるー(代表者・奥平幸司)▽那覇太鼓(代表者・野底武光)▽ズミッあだんばな(代表者・小川公明)▽東小6年パワフルキッズ(代表者・上地孝子)▽新羅(代表者・垣花清文)▽平良中1年(代表者・相星春奈)▽平良中2年(代表者・比嘉真鈴)▽ぶどぅれサンガ!(代表者・新垣太作)▽宮古高校~セブンティーン~(代表者・多良間知佳)▽Be Joyful(代表者・富浜靖雄)
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by gonsima | 2006-11-07 10:24 | 日本:沖縄